ひさもん妻とずっと仲良くいたいけど、
どうしたらいいんだろう?
妻と仲良く過ごすために大事なのは、 お互いを
対等なパートナーとして尊重することです。
私は結婚して20年。
今でも妻と2人で出かけたり、晩酌したり、
笑いながら暮らしています。
特別なことはしていません。
ただ、「妻を当たり前の存在にしない」ことだけ
は続けてきました。
この経験をもとに、妻と仲良く過ごすための方法
をまとめました。
本記事の内容
- 妻と仲良くしたいのに、うまくいかない
理由 - 妻と仲良くするために続けていること
- 妻と仲良くするための接し方
- 妻と仲良く過ごすための時間の使い方
この記事を読んで、少しでも妻と仲良くできるようになれば嬉しいです。
妻と仲良くしたいのに、うまくいか
ない理由


冒頭でもお伝えしましたが、
仲良く過ごすうえで一番大切なのは、お互いを
対等なパートナーとして尊重することです。
「自分の方が正しい」
「相手がやるのが当然」
そんな 上下の関係が生まれた瞬間に溝ができ
始めます。
そして、こんなこと…ありませんか?
・家事をしない
・「ありがとう」を言わなくなる
・妻との時間より、自分の都合を優先する
・スマホばかり見て、会話がない
どれも、相手を大切にしていないと受け取られ
やすい行動です。
ただ、対等に尊重し合うには、
「気を付ける」「意識する」だけでは難しいです。
対等でいられる環境を作ることが必要です。
次は、私が続けている 妻と仲良く過ごすための
環境づくり の話をします。
妻と仲良くするために続けていること


結婚して一緒に生活すると、次の3つは必ず向き
合うことになります。
・働き方
・家事
・お金
この3つの向き合い方を間違えると、
どれだけ仲良くしたくても、気づかないうちに
溝が生まれてしまいます。
この3つをどうするかで、仲良くいられるかは
決まると私は思っています。
ここでは、妻と仲良く過ごすために
私が実際にやってきたこと を紹介します。
働き方
夫婦の働き方には、いくつかパターンが
あります。
一例として、よく見られるのは以下の5つです。
| パターン | 夫 | 妻 |
| ① | フルタイム | フルタイム |
| ② | フルタイム | パート |
| ③ | パート | フルタイム |
| ④ | フルタイム | 専業主婦 |
| ⑤ | 専業主夫 | フルタイム |
※ここからは 私たち夫婦の経験談です。
働き方には正解はありません。
大切なのは、どんな働き方でも 対等でいられる
かだと思っています。
私はこの中で、
① フルタイム × フルタイム(共働き)
を選びました。
- 私が共働きを選んだ理由
- お金の余裕は、心の余裕につながる
-
どれだけ仲良くしたいと思っていても、
お金に余裕がないと、心にも余裕がなくなります。「また出費か…」
「今月、大丈夫かな…」そんな不安が積み重なると、小さなことで
イライラしたり、必要以上に相手を責めたり
して
しまうことがあります。その積み重ねが、夫婦の溝 になることが
あります。 - 外の世界を知ると、お互いを尊重できる
-
働き方に関係なく、外の世界に触れることで
自分の視野が広がる と思っています。- いろんな価値観と出会える
- 新しい情報が入ってくる
- 家以外に「自分の場所」ができる
もちろん、職場がいつも優しいわけでは
ありません。
冷たい環境のこともあるし、誰かに必要と
されていると感じない日だってあります。でも、それでも外の世界を知っているだけで
違うと私は思っています。外に出ることで、相手の考えにも向き合える
ようになりました。 - 現代は「一馬力で余裕を持つ」ことが難しい
-
現実として、今は「一馬力で余裕を持つ」
のが難しいと思っています。- 日本の平均賃金は 過去30年間ほぼ横ばい
- その一方で 物価や社会保険料は上昇し
続けている


一馬力で余裕のある生活をするのは
年々難しくなっていると感じます。
家事分担
家事は どんな働き方の組み合わせであっても、
必ず分担するもの だと私は考えています。
フルタイム × フルタイム
フルタイム × パート
フルタイム × 専業主婦/主夫
どんなパターンでも 生活は二人で作っていくもの です。
私が実際に経験して気づいたことをお伝えします。
家事分担の参考にしてください。
- ✖ 一番やってはいけないこと
-
「俺の方が稼いでるんだから、家事はそっち
でやって」これは 絶対にダメ。
収入は夫婦の優劣を決めるための
指標じゃありません。
パートナーは お手伝いではありません。もし、
- 家事は稼がない側がやるもの
- 稼いでいる自分は家事する必要がない
と思っているなら結婚はしないで、
稼いだお金で 家事代行サービス を雇えば
いいと思います。結婚は 家事をやってくれる人を確保する契約ではなく、共に人生をつくっていく
パートナーになることです。 - 分担の割合は「収入」ではなく 働く時間 で決める
-
家事の分担でいちばん大切なのは、
収入ではなく「働く時間(拘束時間)」の
割合で家事を分担することです。そして、家事は 日にちごと に交代するより、
時間帯や役割ごとに分けることをおすすめ
します。無理に「今日は全部あなた」
「明日は全部自分」とせず、
お互いの働く時間や余裕に合わせて、
できる範囲を分け合うという考え方です。実際に私たちが続けている考え方・分担方法
については、後日別記事で詳しく紹介します。
お金の管理
お金については、私は「共同管理」が良いと
考えています。
理由は、隠し事がない方が信頼につながるから
です。
収入を伝えずに決まった額だけ共有口座に
入れる方法もありますが、
どこかに“見えない部分”があると、それが溝の原因
になる可能性があります。
お小遣い制にして、お互いの収入や支出を
オープンにするほうが、同じ立場で
話しやすくなります。
ただ、収入に差がある場合は、
「なんで同じなんだろう」と思うこともあります。
そんな時は、ときどき相手が欲しいと言っていた物を買ってあげたり、やりたいと言っていたこと
をやらせてあげるなど工夫をしましょう。
収入に差がある場合も、
どうやって「対等でいられる関係をつくるか」を
考えることが大切だと
思います。
妻と仲良くするための接し方


ここまで「働き方・家事・お金」という
環境づくりについて話してきました。
でも、環境が整っただけでは、夫婦関係は
良くなりません。
次に大切なのは、日々の “接し方” です。
どれだけ良い環境ができても、
言葉や態度が雑になると、そこから溝が生まれて
しまいます。
このパートでは、妻と仲良く過ごすために
私が日常で意識している接し方を紹介します。
感謝の気持ちは、きちんと言葉にする
感謝は 気持ちで思っているだけでは
伝わらない。 必ず言葉にする。
夫婦で生活をしていると、毎日の中でたくさん
助けてもらう場面があります。
ご飯を作ってくれた、洗濯してくれた、子どもの
準備をしてくれた…。
そんな時に、「ありがとう」の一言を言うだけで
相手の気持ちは大きく変わります。
「いつも感謝しているよ」と心の中で
思っていても、相手はあなたの心の中を見ること
はできません。
言葉にして初めて、相手に伝わります。
実際、私自身もそうですが、
感謝の言葉を直接言われると、素直にうれしい
ものです。
きっと、あなたのパートナーも同じです。
感謝は、“気持ち” で終わらせない。
ちゃんと“言葉”にして伝えることが大切です。
料理に口出ししない
パートナーが作ってくれた料理に
対しては、「不満」ではなく「感謝」と
「改善のヒント」を伝える。
料理は、生活の中で必ず発生します。
そして、得意な人もいれば、苦手な人もいます。
大切なのは、料理が完璧かどうかではなく、
「作ってくれたこと」に感謝すること。
パートナーが料理を作ってくれるということは、
あなたのために時間を使ってくれているということです。
こんなことしていませんか?
・作ってくれた料理を不味いと言う
・作ってくれた料理を食べない
・実家の〇〇の方が美味しい
この3つは、料理そのものではなく、
相手の気持ちを否定する言葉 です。
一度でも言われると、
「もう作りたくない」と思わせてしまいます。
では、どう伝えるのがいいのでしょうか?
改善点を見つけても、否定ではなくアドバイスと
して 伝えましょう。
そして、必ず いいところを見つけて誉めましょう。
オムライスのニンジンが少し固かったとき
→「味付けは美味しかった!もう少し炒める
とさらに良くなると思うよ」
できている部分を認めた上で、改善案を
そっと添えるだけで 相手の受け取り方はまったく
変わります。
一生懸命やろうとしている姿を、温かく見守り
ましょう。
得意な家事をひとつ持つ
家事は「手伝う」ではなく、
「自分の担当を持つ」こと。
夫婦で家事を分担していても、
毎回同じタイミングで動けるとは限りません。
- 仕事で遅くなる
- 夜勤がある
- 子どもの用事が入る
そんな時に、毎回「今日は無理だからお願い」と
言ってしまうと…
言われた側に 負担感 が生まれます。
そこで大切なのが、
自分の担当家事(得意家事)を持っておくこと。
担当があると、できなかった分を別のタイミングで取り返せるからです。
- 私が実際にやっていること
-
私は仕事柄、平日は帰りが遅くなりがちです。
そのため、平日の夕飯は妻にお願いすること
が多くなってしまいます。その代わりに料理が好きな私は、土日に手の
込んだ料理を作ってお返しをしています。- 平日:妻が作ってくれることが多い
- 土日 :私が手の込んだ料理をする
回数でなく質で返す イメージです。
他にも次のような例もあります。
- 掃除(浴室・トイレ・窓)
- 家電メンテナンス(調子が悪い時の対応)
- 保険・手続きなどの管理
- DIY・家具の組み立て
これ以外でもOK。
パートナーより得意な家事をひとつ持てば、
仕事の忙しさに左右されずに対等な関係が
続けられます。
妻と仲良く過ごすための時間の使い方


夫婦で仲良く過ごすうえで、
いつも一緒にいる=良い関係ではありません。
大切なのは、
一緒に過ごす時間と、ひとりの時間のバランス。
このパートでは、私が実際にやっている妻との時間の使い方を紹介します。
毎日のコミュニケーションを大切にする
夫婦で仲良く過ごすための基本は、やはり毎日の
コミュニケーションだと私は思っています。
意味のある話題を用意する必要はありません。
「今日あったこと」「ちょっとした気づき」
など、どんな内容でも大丈夫です。
大事なのは、相手が何を思い、どう感じているのかを知ろうとすること。
そして、自分の気持ちや考えも、言葉で伝えること。
こうした日々のやり取りがあるからこそ、
「一緒にどこか行こうか」「何かしようか」と
思えるし、週末のお出かけや食事の時間も、
いっそう楽しいものになります。
お出かけは月2〜3回がおすすめ
夫婦で仲良く過ごすために、
毎週どこかへ出かけることが良いとは私は思って
いません。
もちろん、毎週出かけること自体が悪いわけでは
ありません。
ただ、私の経験では、毎週行こうとすると、
「次どこ行く?」
「また探さないと…」
と、出かけることが義務のように感じてしまい、
楽しさが薄れていきました。
また、毎週出かけようとすると、行き先を考える
のが負担になることや、
交通費・外食費が思った
以上にかかることもあります。
そうした経験から、私は無理に毎週出かけようと
しない方が、結果的に長く楽しめると感じました。
以下が、我が家のお出かけパターンです。
- 月1回は「遠出の日」をつくる
-
月1回は遠出をするのがちょうどいいと、
私は思っています。
基本は日帰りですが、数か月に一度は旅行に
行くと、
普段とは違う会話が生まれて、
より良い思い出になります。楽しみが増える感覚の方が、私には合っていました。
- 遠出しないときの過ごし方
-
遠出をしないときでも、近場で十分に
楽しめます。ただ、
「近場ってどうやって楽しめばいいの?」
と思う方もいるかもしれません。そこで、私がおすすめしたいのは次のような
過ごし方です。・ランチに行く
・カフェ巡りをする
・ショッピングモール
(イオンなど)で過ごすランチやカフェは Instagram で調べると、
近場でも意外と良いお店が見つかります。また、ショッピングモールも便利で、
買うものがなくても 気に入った物の情報
収集をしたり、ウィンドウショッピング
したりと、十分楽しめます。
飲食店もそろっているので、そのままランチ
やカフェにも行けます。こうした近場の外出だけでも、十分に
リフレッシュできます。
週1〜2回は普段と違う食事を楽しむ
お出かけ以外にも、週に1〜2回だけ普段と
違う食事を取り入れると、
日常の中でも気分転換ができて、夫婦の時間が
より楽しくなります。
外食をするのも良いですし、家で少し特別な料理
を作って一緒に食べるだけでも、
雰囲気が変わって会話も自然と増えます。
我が家では、週末のどこか1日は私が普段と違う
料理を作るようにしています。
そして、その料理を妻とお酒を飲みながら楽しむのが定番になっています。
私も妻もお酒が好きなので、
私は お酒に合う料理(居酒屋メニューのようなもの) を作ることが多いです。
少し手の込んだ料理にするだけで、自宅でも特別
な時間になります。
平日はどうしても夕食の負担が妻に偏りやすいため、
土日の料理は その分を質で返すという意識も
あります。
無理なく続けられる形で、お互いのバランスが
取れていると感じています。
外食でも家でも、
「いつもと違う食事」は自然と会話のきっかけに
なり、
夫婦にとって良いリフレッシュの時間に
なります。
自分の時間も大切にする
夫婦で仲良く過ごすためには、
相手のことばかり考えすぎないことも大切だと
私は思っています。
相手を思いやるには、
まず 自分自身に余裕があること が前提です。
自分のやりたいことができていない状態だと、
「本当はこうしたいのに…」
「家族が最優先だから仕方ない…」
とガマンが積み重なり、
その気持ちが ストレスになってしまう可能性 が
あります。
そうなると、本来は大切にしたい相手に対しても
優しくなれなかったり、気持ちを向けられなかったりします。
だからこそ、私は自分の時間をつくることも
夫婦関係に必要な要素だと考えています。
お互いの休みが重なる日が多い夫婦なら、
一緒に過ごす日だけでなく、それぞれが好きな
ことをする日を意識的に作ると、
心のバランスが
取りやすくなります。
結果的に、
自分に余裕があるからこそ、相手のことも
思いやれる。
私はそう思っています。
ずっと仲良くいるために、今日から
できること


最後にもう一度だけお伝えしたいのは、
ずっと妻と仲良く過ごすには、お互いを対等な
パートナーとして尊重すること が、
1番大切だと
思います。
家事でも、お金でも、時間の使い方でも、
「どちらか一方だけが頑張る関係」では長く
続きません。
特別なことをする必要はありません。
日々の中で、相手を一人の人として大切に扱う。
その積み重ねが、20年たった今も、私たち夫婦が
仲良く過ごせている理由だと思っています。
あなたにも、これから先もずっと 妻と仲良く
過ごせる日々が続くこと を願っています。


コメント